梅田・中崎町のパーソナルジムGOOFITのあつみです。
「食事も気をつけているし、運動もしているのに、なぜか体重が減らない」
結論から言うと、それはあなたの頑張りが足りないからではなく、ストレスがかかったときに分泌されるコルチゾールというホルモンが関係していると言われています。
ストレスで太るって本当?コルチゾールの基本を知っておこう
コルチゾールとはどんなホルモンか
コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一つです。
「ストレスホルモン」と呼ばれることもありますが、本来は体を守るための正常な反応で分泌されるものだと言われています。
通常は朝に多く分泌されて体を活動モードに切り替え、夜にかけて自然と減っていくリズムを持っているとされています。
つまりコルチゾール自体は悪者ではなく、日々の生活に欠かせないホルモンなんです。
ストレスがかかると分泌が増えるメカニズム
問題になるのは、このホルモンが「慢性的に」出続けてしまう状態です。
仕事のプレッシャー、家庭での役割、睡眠不足——こうしたストレスが続くと、体は常に「対処モード」に入り、コルチゾールの分泌が高いまま維持されやすくなると言われています。
血圧や血糖値を上げて体を臨戦態勢にするのがコルチゾールの役割の一つとされており、これが慢性化すると、体にはさまざまな影響が出やすくなるとされています。
なぜ「ストレス 太る」と言われるのか-コルチゾールと体重増加の関係
血糖値が乱れ、甘いもの・脂っこいものが欲しくなりやすい理由
コルチゾールには、肝臓での糖新生を促して血糖値を上げる働きがあるとされています。
この状態が続くと、インスリンの効きが鈍くなりやすいとも言われており、結果として血糖値の乱高下が起きやすくなるとされています。
さらにHarvard Healthなどの解説記事では、慢性的なストレス下ではカロリーや糖質・脂質の高い食品への欲求が高まりやすいと紹介されています。
「疲れると甘いものが食べたくなる」というのは、決して意志の弱さだけが原因ではないんです。
内臓脂肪がつきやすくなると言われている理由
お腹周りの内臓脂肪細胞には、コルチゾールを受け取る受容体が多く存在するとされています。
そのため、コルチゾールが慢性的に高い状態が続くと、内臓脂肪がつきやすい傾向があると報告されています。
「昔と同じ食事量・運動量なのに、お腹周りだけ変わってきた」という感覚がある方は、この点が関係している可能性があります。
ストレスによる睡眠の質低下との悪循環
ストレスや睡眠不足が続くと、コルチゾールの日内リズムが乱れ、夜になっても高いままで寝つきにくくなることがあると言われています。
さらに睡眠不足は、食欲を抑えるレプチンと食欲を増やすグレリンのバランスも崩しやすいとされ、「よく眠れない→食欲が乱れる→さらにストレスがかかる」という悪循環に入ってしまうケースも少なくありません。
40代から特に気をつけたい理由-仕事・家庭の負担とホルモンの重なり
仕事や家庭での役割が増える年代特有のストレス要因
30代後半〜40代は、仕事での責任が重くなったり、子育てや親の介護など家庭内での役割が増えたりと、ストレス要因が重なりやすい年代です。
自分のことを後回しにしがちで、気づけば慢性的な緊張状態が続いている——そんな方も多いのではないでしょうか。
年齢的なホルモンバランスの変化と重なった場合に言われていること
加えて、更年期に向けてエストロゲンが減少していく時期は、体がストレス対処を副腎に頼る割合が増えるとされています。
過度なストレスが続くと副腎の働きが乱れやすくなるという指摘もあり、年齢的なホルモンバランスの変化とストレスが重なることで、体重の変化を感じやすくなる時期だとも言えます。
このあたりは個人差が大きく、気になる不調が続く場合は自己判断せず、婦人科など医療機関に相談することをおすすめします。
「痩せない」とストレスの関係でよくある誤解
「自分の頑張りが足りないから痩せない」わけではないこと
ここまで読んでいただくと分かるように、「痩せない」原因は意志の弱さだけではありません。
コルチゾールの分泌や睡眠、ホルモンバランスといった、自分の意志だけではコントロールしきれない要素が絡んでいることが多いんです。
まずはこの事実を知っておくだけでも、自分を責める気持ちが少し軽くなるのではないでしょうか。
食事や運動をさらに我慢・強化すると、かえって逆効果になりやすい理由
「痩せないなら、もっと食事を減らそう」「もっと激しく運動しよう」——そう考えたくなる気持ちはよく分かります。
ただ、過度な食事制限やオーバーワークな運動は、それ自体が体にとって新たなストレスになり、コルチゾールの分泌をさらに高めてしまう可能性があると言われています。
頑張っているつもりが、逆に体重が落ちにくい状態を作ってしまうこともあるんです。
大切なのは「もっと我慢する」ことではなく、「ストレスと上手に付き合いながら整えていく」という視点です。
今日からできる、ストレスと上手に付き合うための3つのヒント
①睡眠のリズムを整える
まず意識してほしいのが睡眠です。
就寝・起床の時刻を毎日できるだけ揃えるだけでも、コルチゾールの日内リズムが整いやすくなると言われています。
寝る前1時間はスマホの画面を見る時間を減らす、照明を落として過ごす——こうした小さな工夫から始めてみましょう。
②タンパク質を意識した食事で心と体を整える
食事面では、まずタンパク質をしっかり摂ることを意識してみてください。
毎食、卵1〜2個分、または手のひら1枚分の肉・魚・豆腐など、何かしらのタンパク質源を必ず入れる——これだけでも血糖値が急上昇・急降下しにくい食事に近づきます。
甘いものを完全に禁止するのではなく、「まずタンパク質から食べる」「量を決めて楽しむ」くらいの付き合い方の方が、長く続けやすいはずです。
なお、持病がある方や食事内容に不安がある方は、自己判断せず医療機関や専門家にご相談ください。
③一人で抱え込まない環境を持つ
そして意外と見落とされがちなのが、「一人で抱え込まない」という視点です。
悩みや疲れを誰かに話すこと、進捗を一緒に確認してくれる存在がいることは、ストレスを溜め込みすぎない大きな助けになります。
食事も運動も睡眠も、全部を一人で管理し続けるのは正直しんどいものです。
「頑張り方」を一緒に考えてくれる相手を持つことも、立派なセルフケアの一つだと僕は思います。
まとめ 一人で抱えず、専門家に相談するという選択肢
ここまでお伝えしてきたように、「頑張っているのに痩せない」背景には、コルチゾールをはじめとしたホルモンや睡眠、年齢的な変化など、意志の力だけでは変えにくい要因が重なっていることがあります。
- コルチゾールは本来、体を守るための正常なホルモンであること
- 慢性的なストレスが続くと、血糖値・食欲・内臓脂肪に影響が出やすいとされていること
- 睡眠の質とも密接に関わっていること
- 40代前後はホルモンバランスの変化と重なりやすい時期であること
- 「もっと我慢する」より「上手に付き合う」視点が大切なこと
こうした仕組みを知ったうえで、①睡眠のリズムを整える、②タンパク質を意識した食事にする、③一人で抱え込まない環境を持つ——この3つから、できそうなものを一つずつ試してみてください。
とはいえ、「セルフケアだけではなかなか続けられない」「自分に合ったやり方が分からない」と感じる方も多いと思います。
そんなときは、一人で抱え込まず、専門家に相談するという選択肢もぜひ知っておいてください。
GOOFITでは、パーソナルトレーナー資格を持つ僕自身が、運動の指導を軸にしながら、日々の生活習慣やストレスとの付き合い方についてもあわせて相談に乗っています。
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※本記事の内容は一般的に言われている知見をもとにした情報提供であり、効果や体の変化には個人差があります。持病がある方や体調に不安がある方は、自己判断せず医療機関にご相談ください。


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